こんな本を読みました(^-^)。 [本のお話]
少し前になりますが、こんな本を読んでみました。
白いシャツに黒いパンツにメガネという、何ともさわやかな著者さん。
その雑誌をぱらぱらしてみると、いもぞんもよく知ってる商品のパッケージのデザインをされてた方でした。
で、いろいろ調べてみたら、職場で定期購読している別の雑誌にエッセイ(?)を掲載していたことがわかって。
バックナンバーが少しあったので、探して読んでみたら、それがすごくおもしろくて。
この本は、そのエッセイを集めたモノです。
デザイナー論っていうから、すごく難しいのかなと思いがちですが(そうでもないのかな?)、この本は専門用語的なものはほとんどでてこないし、日々の生活の中でこういうところをデザインに生かしてますよ、みたいなことが、すごく身近な切り口で書かれたもので、とても読みやすかったです。
そして何より、ココロがほっこりするんです。
著者さんご自身が描かれたというイラストもとても味があって、いもぞん好みだったし。
文章も、言い回しというのか何というのか、ホントに読み終わったときにココロがほっこり和みました。
そして、ひとつひとつのエッセイの最後に著者さんの作品の写真が載っていて、それがすごくいいんです。
おしゃれでさりげなくて、ちょっぴり遊び心があったりして。
こういう業界って全然わからないけれど、とても有名な方だったのですね。
ひとつ心残りなのは、去年、NHKの番組で取り上げられてたらしいのですが、知らなくて見てないということ。
ちょっと、見てみたかったな。
まったく知らなかった業界のことが身近に感じて、さらにデザインを考えてからモノとしてできあがっていくまでの間にいろんな過程があって、いろんなスペシャリストさんが携わっていて、いろんな国のいろんな考えの方々と作り上げていったりして、そういうのって想像すらしたことなかったので、ホントに興味深かったです。
この本は図書館から借りてきたのですが、自分で買っちゃおうかなって思ってマス。
自分のお部屋の本棚におさめておきたいな、って思わせてくれる1冊でした。
えへへ。
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